はじめに断っておくと、私が初めて離脱できた時はただのまぐれでした。
「明晰夢」や「離脱」なんていうものは知らず、俗に言う幽体離脱なんてただのオカルトだろうと思っていた頃です。
今考慮してもなぜ離脱したのかは不明です。
1度離脱したことで、そういう世界があることを知り、特訓することで意識的に離脱まで持っていけるようになりました。

では、初心者用に離脱のやり方を説明するにあたっての大前提として、いくつか列挙します。

・「離脱」は「金縛り」の状態から発生します。
・「金縛り」を霊的なものとする考え方は捨ててください。
・同様に「離脱」を霊的なものとする考えは捨ててください。
・「脳が起きていて体が寝ている状態」、それが金縛りです。
・金縛りの時、目を開けると「寝室の天井」だったり、はたまた「超自然的なもの」が見えたりすることがありますが、これは脳が創りだした幻覚です。通常寝床から見えるであろう「寝室の天井」も「幻覚」なのです。
・金縛りになったときに怖がってはいけません。心身の状態が離脱の出来を左右します。
・心を落ち着かせることは、離脱前も離脱後も非常に重要です。少しでも「怖い」と思うと散々な夢に変わってしまうかも知れません。
・金縛りに身を任せるくらいのつもりでいましょう。

私は、初心者用のやり方としてよく語られる「二度寝法」と私自身が編み出した（？）「耳鳴り法」を併用することをおすすめします。
では具体的な手順について説明していきます。

　　猫から学ぶ離脱のやり方
１,レム睡眠時にあわせて目覚ましをかける。


いわゆる「二度寝法」です。
先にも述べたように「離脱」は「金縛り」から発生します。
つまり、まず重要なのはいかに金縛りの状態に体を持っていくかということです。
金縛りは体が眠り、脳が起きている状態ですから、レム睡眠時に起こりやすいです。
レム睡眠時に目覚ましをかけておき、2度寝すると意図的に「レム睡眠」に入ることが出来ます。
ちなみにノンレムとレム睡眠の周期は９０分と言われていますが、これは実は適当な数字で、正確には９０～１２０分で人によりバラつきがあります。
目覚ましをかける時間は頑張って調整してください。

2,目覚ましで起き、5分間椅子に座ってボーっとする

３０分ぐらい起きておくという人もいますが、私は３０分もすると完全に目が冷めてしまうので５分にしています。
５分置くことに意味があるのか？と問われると正直良くわからないです。ジンクスみたいなものです。

3,ベッドに横になり体の力を抜く

布団をかけてはイケないという人もいますが、私はかけても問題ありませんでした。
体の力を抜くときは、呼吸の吐く息に合わせて抜いていきます。

4,耳鳴りを頭の片隅に意識し、意識レベルを下げていく
「耳鳴り法」です。
静かな場所に行くと「シーン」という音が聞こえますね。
その音を頭の片隅に意識して横になることで意識レベルを下げます。

5,瞑想状態（？）に入ったら金縛りが来るのを待つ



6,金縛りになったら、怖がらずに身を任せる

金縛りまで来たら離脱はもうすぐそこです。

7,起き上がるor寝返りをうってみるか、「幽体離脱」っぽいイメージをしてみる。

正直ここはセンスのような気もします。
失敗してもあきらめないで！

8,離脱



以上が手順です。
ヘミシンクやバイノーラルビート（バイノーラルビートとは）等に頼る前にこの方法を使ってみましょう。
失敗しても、ひと月くらいは試してみよう！
私は１週間位で出来るようになりました。

なかなか成功しないようなら本に頼るのも良いかもしれませんが、宗教的な要素が入る本が多いです。

こういうもっともらしい本でも、ヨーガやらアストラル体やらチャクラやらと交えて解説しています。
怪しいったらありゃしないです。
明晰夢・離脱というカテゴリはハズレの本が多いように思います。
お気をつけて。


質問等はメールやコメントを頂ければ返答します。
ryota.workerアットマークgmail.com
アットマークを「@」に変えてメールをお送りください。