今日職場で話題になったことをざっくりと
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「貧乏ってどっから貧乏?」
て聞かれて、なるほど哲学的だなとか思いつつ、なんかの医療費控除についての適用で、可処分所得80万以下を低所得者に分類していたのを思い出して、行政基準なら年収80万ぐらいじゃないかと答えました

実際どうなのかちょっと気になったので、「貧乏」とはちょっと違いますが、低所得者の定義について雑に調べてみました
その定義はときどきで変化する曖昧なものでしたが、
行政が公開している情報などからある程度は推定できました


:低所得者の推定
僕自身は耳にしたことがありませんが、世間一般的には年収300万以下、可処分所得200万~250万以下が低所得者と言われているそうです。
H25の国民生活基礎調査(厚生労働省)によると国民の32.7%が年収300万円以下に該当するようです。
キャプチャ1 

一方行政では「市町村民税非課税者」を「低所得者」として扱うことがあるようです
「住民税を払う必要がない人・・・?住民税って均等割&所得割なんだからどんなに所得が低くてもはらうことになるでしょ」
と思っていたらありました非課税制度 
その非課税制度の適用要件は
.生活保護受給者
.未成年者、障害者、寡婦or寡夫で前年の所得が125万円以下の人
. 前年の合計所得金額が地方自治体の定める金額以下の人

だそうです、以上に該当する人が「市町村民税非課税者」になります
まぁ1,2はいいとして一般の人に関係があるのは3ですね




では3を考慮してみると、、、
まず地方自治体の定める金額ですが、千葉県ではこのようになっています

35万円×(控除対象配偶者+控除対象扶養親族数+16歳未満の扶養親族数+1)+21万円
※控除対象配偶者又は控除対象扶養親族、16歳未満の扶養親族がいる場合のみ21万円を加算します。


まぁ一人暮らしだとして考えて35万でいいですね
つまり合計所得金額が35万以下であれば市町村民税非課税者となるわけです
ちなみに合計所得金額とは税金を計算するにあたって、年収から必要経費を差し引いて求めるものです
給与所得者で考えるとするなら、65万円の給与所得控除(経費)があるわけですから
年収-65万=35万(合計所得金額) 
つまり年収100万以下であれば市町村民税非課税者となります
先にも述べた通り、
行政では「市町村民税非課税者」を「低所得者」として扱うことがあるようですので、行政基準では年収100万以下の人が低所得者といえるかもしれません 



冒頭にある同僚からの問い 「貧乏はどこから貧乏なのか」 に対する答…ですが、考えてみるとなかなか難しいんですよこれが
たとえ年収100万円のいわゆる「低所得者」でも物質的に豊かな人もいれば、本当にカツカツの人もいるでしょうから、収入だけで計ることは難しい
「貧乏」という言葉の意味自体は「収入や財産が少なくて、生活に困っていること」という意味だけど、日本での生活で困っていたって世界の生活レベルで見れば下にはごまんといるわけで、大半の人間まとめて貧乏にしちゃっていいのかちょっとわからないしさ
それから「貧乏な心」という表現がある以上、経済的な側面だけにはとどまらないのかもなと気付いたので、いろいろ考えて
結局「貧乏」っつーのは各人が定義する相対的なものかな、と落ち着きました
その上で僕の定義を書くとすると、「住居のライフライン(電気水道ガス)のいずれかが止められてしまったら」貧乏…かな。