株と債券の違いについて基本的なことだけ説明します。
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株、債券とは
株、債券はそれぞれ企業への出資をしたことを証明する物です。
「証券」の一種です。
株、債券を買ったり売ったりするには「証券会社」等を利用します




:株と債券の違い

「株を買う」というのは「利益を受けとるための権利を買う」ということです。
企業にお金を貸しているわけではありません。


企業は「株券」を発行し、それを売って資金を得ます。
企業はその資金を元にして会社の経営をします。
儲かると「株券」を買ってくれた人(株主)にたいして利益に応じた「配当金」を支払います。

株はこの「配当金」を受けとるための権利なのです。
繰り返しますが、企業にお金を貸しているわけではありません。
企業に株を持っていってもお金には変えてくれません。

その株をお金にかえるには、その株が欲しいと言う人に売るしかありません。
「証券会社」等を通じて売買できます





一方、
「債券を買う」とは、企業に対して「お金を貸す」ということです。
株と違って、債券を満期まで持っていれば、利息がついた分少し増えたお金が企業から返ってきます。
ただしその債券の満期が来るまで、お金は返してもらえません

たとえばある企業の10年満期の債券を持っているとします。
もし買ってから9年目だとしたら、お金を返して欲しいと思っても、満期はまだ先ですので企業は返してくれません。
満期がくるよりもはやくお金に変えたい場合は「証券会社」等を通じて売ることになります。